2月17日、祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)を執り行いました。高良大社の四大祭のひとつです。五穀の豊穣と皇室の安泰・国家の繁栄と国民の安寧・生業の発展を祈念いたしました。御参列をいただきまして有難うございました。
令和2年02月18日
2月17日、午前10時半より、本殿にて祈年祭を執り行いました。凍てつくような寒さの中、御崇敬の皆様に御参列をいただき、滞りなく神事を斎行することができました。誠に有難うございました。
祈年祭は、毎年2月17日に宮中の賢所を始め全国の神社で行われる祭典です。
このお祭りは、11月の新嘗祭と対になる形で、高良大社の四大祭のひとつです。
宮司玉串拝礼
祈年祭では、本殿・御神前において、宮司一拝、宮司御扉を開く、神饌を供す、宮司祝詞を奉す、神楽奉奏、宮司玉串拝礼、参列者玉串拝礼などの神事を斎行いたしました。
神楽「式神楽」奉奏
竹間宗麿宮司 挨拶
「悪天候の中、ご参列いただきまして有難うございます。神様も喜んでおられることと思います。令和の時代となり、素晴らしい時代となりますよう、私共も務めてまいります。どうぞ、折々にご参拝いただき、歴史の一端に触れながら神様と会話をしていただければと思います」
祈年祭とは?
皇室の弥栄と国家・国民の一年の安泰を祈るお祭りで、大祭にあたります。
「年」は稲を意味し、籾(もみ)種をまく季節の初めに当たり、秋の豊穣を祈ります。
言いかえれば人間の生命の糧をお恵みくださるようにと祈るお祭りとも言えましょう。
この祭りでは、一粒のお米に神様が宿ると信じ、稲のみならず、五穀の豊穣と皇室の安泰・国家の繁栄と国民の安寧・生業の発展を祈念いたします。