10月9日・10日・11日例大祭を開催しました
高良の神様に収穫の恵みを供えて、心から喜び、感謝する祭典となりました
10月9日からの3日間、「高良山くんち」こと「例大祭」を斎行いたしました。
「例祭」は、神社鎮座の日やご祭神に特に縁の深い日に行われるお祭りで、それぞれの神社にとって最も重要なお祭りで、大祭にあたります。
高良大社の例大祭(高良山くんち)は、天地の恵みを受けた収穫をよろこび、神様に海川山野の恵みを供えて感謝する祭祀と言われています。そのよろこびの表現や供物をすることによって神威が増し、神様の助力を人々がいただくとされています。
3日間、多くの皆様とともに、高良の神様が鎮座された古代をしのび、御心を仰ぎお祝いする祭礼となりました。
心より感謝申し上げます。
10月9日(水) 例大祭
午前10時30分、本殿において神職が厳粛なる例大祭を執り行いました。
大勢の皆様にご参列いただき、久留米喜多流奉賛会(田中均会長)による謡曲「高良山」の奉納、さらに高良山十景舞保存会(冨山正子会長)の会員の皆様による「高良山十景舞」も奉納されました。
謡曲奉納 久留米喜多流奉賛会 高良山十景舞 高良山十景舞保存会
10月10日(木) 崇敬会大祭
午前10時30分、本殿において崇敬会大祭を執り行いました。
高良大社崇敬会は、高良大社の御祭神を崇敬し、高良大社の弥栄と歴史的文化遺産の維持継承を願い、広く社会に貢献するため、高良大社が行なう諸事業を支援、協力することを目的とする会員組織です。
当日は多くの会員の皆様のご参列をいただき、ご安泰とご隆昌を祈願いたしました。
祭典においては、表千家不白流九州支部の皆様による「献茶式」が行われました。
境内野点席では、表千家不白流九州支部の皆様による「野点」も行われました。
ご参拝をされた皆様が一服を楽しんでおられました。
10月11日(金)第23回高良大社観月祭
午後6時、本殿にて「観月祭」を執り行いました。
高良の神さまは「月神」といわれています。
観月祭は、「月神・高良の神」にならい、月を愛でる祭りとして行われています。
当日は、多数の皆様がご参拝され、本殿において仕舞や箏曲などの奉納行事、その後、直会、境内特設舞台での奉納行事を楽しんでおられました。
箏曲 中村雅楽芙美 氏
雅楽 御井町雅楽同好会