平成の大修理 工事進捗状況 第一回 社殿の柿板および瓦を剥がす作業が完了しました。今後、屋根の野地(下地)の補修を行います。柿板とともに、銅板の奉納も、社頭にて受け付けております。
平成28年04月03日
平成27年10月27日に仮殿遷座祭を斎行し、大神様に仮殿にお遷り戴いてから、早5ヶ月となります。
社殿におきましては、着々と工事が進んでいます。
足場組み、仮囲い設置工事も終了し、現在、社殿は完全に覆われています。
当社の社殿は、柿(こけら)葺きといい、椹(さわら 産地・長野県南木曾)の木を薄く削いだ板を用いています。
柿葺きの屋根の耐久年数は約30~40年程度とされ、前回、昭和52年(西暦1977年)の葺き替え以来、40年が経過しました。
今年1月より柿板および瓦を剥がす作業に入り、2月上旬にはその作業も完了しました。
40年の間、風雨に晒され、やはり柿板にはかなりの傷みも見られました。
現在、社殿の屋根は野地(下地)の状態で、今後、この野地の補修が行われます。
今回の葺き替えに用いられる柿板は、島根県にて職人による手作業によって、ただ今、製作中です。
なお、柿板とともに、銅板(神饌所の屋根に使用)の奉納も、社頭にて受け付けております。
お気軽に、お声をお掛けください。
柿板 一束 千円
銅板 一枚 二千円