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【文化財】高良大社記録類の曝書を実施しました
5月10日の晴天の日、高良大社記録類の曝書を実施しました。
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※曝涼・曝書とは
夏または秋の天気のよい乾燥した日を選んで、衣類や書物を日や風にあて、湿気をとばし虫やカビを払う。目とおし・風とおしにより、所蔵品の状態を点検する。文化財の場合、日にはあてず、風とおしをする。
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高良大社記録類とは、明治時代以降に神社の運営に伴って作成された簿冊を中心とする資料のことです。例えば、「社務日誌」は明治6年以降ほぼ毎年分が伝わり、今日も書き継がれています。平成29年度~令和元年度に国庫補助事業として実施された「高良大社所蔵歴史資料調査」において、昭和20年分までの全1,087件が整理されました。
点検と防カビ・防虫のため、定期的にこれらの曝書を実施することになりました。今回はその第1回目です。
日 時 令和5年5月10日(水)※前日、当日共に晴天
場 所 高良会館4階(収蔵庫、大広間)
協 力 九州歴史資料館、久留米市市民文化部文化財保護課
作業工程
(1)9:30~ 作業の準備
4階西側(大広間)の喚起と清掃。
4階東側(収納庫)の換気と清掃。
シート(今回は白布と薄葉紙を用意)を設置。
その後、4階東側(収納庫)より収納箱を運び出し、奥から箱番号順に並べる。
(2)10:00~ 資料の整列
収納箱から資料を取り出し、シート上に資料番号順に1冊ずつ並べる。
(3)10:30~ 資料の点検 *11:30~13:00昼休憩
2人1組で資料の状態を確認し、「高良大社所蔵歴史資料調査」の目録(コピーを用意)と照合。
(4)14:00~ 資料の収納
資料を収納箱に戻し、4階東側(収納庫)の定位置へ運ぶ。
シートの塵を外で払い、道具等を片付けて戸締まり。
(5)14:30 作業完了、撤収
まとめ
今回は収納箱20箱分、234件の資料の曝書を行うことができました。
収納箱から資料を取り出した際、全体的に湿気を帯びていたため、やはり定期的な風とおしが必要であることを痛感しました。私たちはこれらの高良大社の記憶をきちんと未来へ伝えなければなりません。
高良大社記録類全1,087件の曝書完了までは、まだまだ時間がかかりそうです。今後も毎年気候のよい日を選び、曝書を続けて参ります。
令和4年元日、高良大社境内は、大勢の御参拝の皆様で賑わっておりました。どうぞ、初詣にお越しください。
令和4年1月1日の社頭は、晴れ渡る青空の下、新しい年の福運と延寿を祈る大勢の御参拝の皆様で賑わっておりました。
新しい年の始まりに、御参拝の皆様は、厄除けや開運招福、交通安全、合格の御祈願、さまざまなお神札、お守りなどを受けておられました。
御参拝の皆様が、続々と本坂の131段の石段を上がっておられました。
脇のスロープカーを利用される方々も大勢おられます。
境内の様子を写真にて紹介いたします。
新型コロナウイルスの拡大防止のため、透塀前に特設のお賽銭箱が設置されています。
皆様はマスク着用で列のカラーコーンに並び、進み出て、静かに手を合わせて祈っておられました。
御祈願の受付
歳の初めに家内安全・事業繁栄・厄除等の御祈願をお受けください。詳細は こちらへ →
※祈願受付時間及び神符守札授与所受付時間について(令和4年正月) こちらへ ➡
神符守札授与所
お神札、お守、破魔矢・熊手などの縁起物が授与されます。
御朱印授与所 令和4年 壬寅 正月干支御朱印「虎」も授与されています。
厄除け開運を願い、「獅子舞」(高良山同志会)と御井町風流(御井町風流保存会)が奉納されました。
また、「獅子舞(高良山同志会)」による歯打ちの行事が行われていました。
※「獅子舞」「御井町風流」 について こちらへ ➡
高良大社例大祭(高良山くんち)神賑行事にて紹介しております。
高良大社初詣臨時バス
西鉄久留米駅と高良大社を結んでの運行です。(1日から3日まで) 詳細はこちらへ ➡
降車の際、乗客の皆様は、「とても便利、助かります」と話されていました。
どうぞ、初詣にお越しください。
11月、紅葉の名所 高良山へお出かけください。御参拝をお待ちしております。
秋の高良山は、山内のいたるところで紅葉を楽しめます。
高良山の各所を写真で紹介します。
今回は参道車道にそっての紹介です。
高良山の紅葉名所「もみじ谷」もあります。
秋の高良山について 詳細は こちらをご覧ください →
車道20カーブの付近
紅葉の並木です。美しさに息を呑み、しばし足を止めてしまいます。
この付近では車も徐行運転。ゆっくり観賞されていました。
車道16カーブの付近 (第6駐車場)
境内 紅葉が色づいております。
三の鳥居付近
どうぞ、御参拝ください。
暮秋のひととき、境内は御参拝の皆様で賑わっておりました。山内の紅葉は日に日に深まっております。どうぞ御参拝ください。。
10月下旬の土曜、写真は境内からの眺めです。
三の鳥居をくぐって本坂の石段を上がると、そこは境内です。
御参拝の皆様は、ほっとされた表情で振り返りながら、筑紫平野、久留米市街の景色に見入っておられました。
秋に美しい姿を見せる巻積雲でしょうか、見る間に形が散り散りとなって、碧天に。
皆様は思い思いにカメラを向けておられました。
境内には七五三祈願の皆様もおられました。
これまで見守ってくださった高良の大神様に奉告、感謝し、これからの健やかなる成長をお祈りしましょう。
境内の様子を写真で紹介いたします。
朱の色の中門前
「はい。お辞儀しなさい。帽子を取って」「うん。お願いするとやん」
男性と男児、お二人の会話です。姿勢を正し、深いお辞儀でございました。
手水舎
この場所からの眺望です。右の端に高良会館展望所が写っています。
ぜひ、お立ち寄りください。 詳細は → こちらへ
境内 神符守札授与所
山内の紅葉は日に日に深まっています。
朝晩の冷え込みが増せば、葉は色鮮やかに染まり、11月は、紅葉の名所「高良山」を楽しむことができます。
暮秋のひととき、登山参道を上る方々、バイクや乗用車で参拝車道を走る方々、
皆様はそれぞれ楽しんでおられました。
どうぞ、御参拝ください。
秋澄む高良山、天色の空を眺めながらの散策をお楽しみください。御参拝をお待ちしております。
9月末、秋晴れの上天気に恵まれて、高良山の登山参道を歩きました。
朝の8時頃、汗ばむ暑さでしたが、「二の鳥居」から山中に踏み入ると秋の風をまとう木々が梢を揺らしていました。
上記の写真は、「石造大鳥居(一の鳥居)」から「二の鳥居」へ、そして、朱色の「三の鳥居」をくぐって、「本坂」の石段から見た市街地の眺めです。
澄み渡った秋の空の下、筑後川の穏やかな川面も窺うことができました。
各所の様子を写真にて紹介いたします。
◆二の鳥居から登山参道へ
二の鳥居
夫婦榊・愛のさざんか
山中を歩いていると、落葉の彩りにはっとします。
◆16カーブ付近
登山参道のそば 第6駐車場付近です 紅葉の頃は大勢の皆さまで賑わいます。
◆境内
「高良山杉」樹幹横断面の展示
高良山中に生育する杉の巨木は心材周囲の白太が薄い上、色光沢が良いので建築用の良材として珍重され、「高良山杉」の名を得ています。起源は江戸時代前期、その歴史の紹介とともに、樹幹横断面が高良会館の玄関横に展示されています。
お立ち寄りください。
掃き清められた玉砂利 清々しい心持ちになります。
◆高良会館 展望所
御参拝の後に、お立ち寄りください。
処暑を過ぎての境内、多くの皆さまが参拝をされていました。そして、夏木立を仰いでの山歩き、山内は賑わっております。どうぞ、御参拝ください。
8月28日の境内を御紹介します。
御家族、知人友人と共に多くの皆さまが適度な距離を取りながら、社殿の前に進み出て、拝礼をされていました。
境内の摂社にも参拝をされていました。
摂社とは、本社の御祭神に御縁のあるかたをお祀りする神社のことです。
大樟(おおぐす)は、鮮やかな緑をまとって太い枝をのばしています。
御参拝の行き帰りに、涼を取ろうと足を止める方々もおられました。
高良会館 展望所からの眺めです
雲間からは青空も覗きはじめて、皆さまは筑後平野の眺望を楽しんでおられました。
どうぞ、御参拝ください。
7月、高良大社へお出かけください。花萌葱の色の木々が揺れる夏山の各所、散策もお楽しみください。御参拝、お待ちいたします。
梅雨が明けて本格的な夏となりました。高良山もすっかり夏山の姿です。花萌葱の色に染まっております。
境内では、お越しになった皆様が晴れやかなお顔で御参拝されていました。
お互いに適度な距離を保ちながら、社殿の前に進み出ておられます。
静かな境内、御参拝の皆様の玉砂利を踏みしめる音が聞こえておりました。
高良大社の大樟(おおくすのき) 福岡県指定天然記念物
夏の日差しの中、樟の葉陰に佇んでおりますと、心地よい南風が吹き渡っていきました。
御参拝後、皆様は展望所からの眺めを楽しんでおられます。
筑後川の川面、久留米市街地の眺めに見入る方、ベンチに座って書物を読む方、夏のひとときをゆっくりと過ごしておられました。
どうぞ、御参拝ください。
春薫る高良山へお越しください。登山参道、参拝車道の花々を訪ねながら散策をお楽しみください。ご参拝、お待ちいたします。
境内にて
九州その他の地域では、平年より早く桜の開花の便りが続々と届いています。
高良山は桜の名所です。3月18日、山内の各所では蕾が膨らみ、花が咲きはじめていました。
これから、参道は「桜一色」になります。
登山参道、参拝車道の花々を訪ねながら、高良山の散策をお楽しみください。
春の高良山については、こちらをどうぞ。→
特に、第5駐車場、第6駐車場の辺りは、満開を迎えると多くの方々で賑わいます。
感染防止策を行った上で、密を避けていただきますようお願い申し上げます。
春の陽気に誘われて、多くの方々が山登りやハイキングなどを楽しんでおられました。
落椿も各所で楽しめました。
登山参道中腹にある「あじさい園」です。
高良山の森と環境を守る会の皆さんがお世話をされています。
あじさいは、6月ともなれば、約4,000株が咲き誇ります。
現在、株は剪定され、青々とした新葉が出番を待っています。
高良会館展望所からの眺め
筑後川の川面は光を満たしてゆったりと流れていました。
心弾むひとときです。
ご参拝されましたら、どうぞ、お立ち寄りください。
2月の境内、御参拝・御祈願の皆様にお越しいただいております。緊急事態宣言により通常の社務体制を変更いたしております。何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2月8日、暦の上では「立春」を過ぎて、境内は明るい陽光に包まれていました。
三の鳥居・本坂の石段を登ってこられた皆様は、ほっと一息。
「あの辺りだよ。うちは」「学校が見える」
ゆっくりと市街地の眺めに見入っておられました。
御参拝・御祈願の皆様は、手水舎から参道、中門の前で一礼し、マスク着用で適度な距離を取りながら、厳かな表情で社殿の前に進み出て、拝礼をされていました。
緊急事態宣言により通常の社務体制を変更いたしております。
神札御守の授与方式、御祈祷の昇殿人数、みくじの授与等です。
何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
御参拝・御祈願の後は、高良会館の展望所に、ぜひ足を運んでください。
今日も、大勢の皆様が感嘆の声を挙げておられました。
「わあ、きれいか」「よく晴れているね」
「南の方は、雲仙岳辺りも見えているのじゃないかな」「どうだろうね」
空、山、川、街が一体となった眺め。時間を忘れてしまいそうです。
筑後川の青々とした川面も鮮明に見えています。
うららかな陽気、早春を堪能したひとときに感謝です。
皆様、どうぞ、御参拝ください。
令和3年元日、高良大社境内は、大勢の御参拝の皆様で賑わっておりました。どうぞ、初詣にお越しください。
新しい年の始まりに、御参拝の皆様は、厄除けや開運招福、交通安全、合格の御祈願、さまざまなお神札、お守りなどを受けておられました。
境内は、新型コロナウイルスの拡大防止のため、透塀前に特設のお賽銭箱が設置されています。
元日の境内の様子を御紹介します。
粉雪が舞う中、御参拝の皆様はマスク着用で4列のカラーコーンに並び、適切な間隔を保ちながら並んでおられました。
神符守札授与所
お神札、お守、破魔矢・熊手などの縁起物が授与されます。
御祈願の受付
歳の初めに家内安全・事業繁栄・厄除等の御祈願をお受けください。詳細は こちらへ →
展望所
時折、雲の切れ間に輝くような青空も見えておりました。
三の鳥居・本坂
御参拝の皆様が、続々と本坂の131段の石段を上がっておられました。
脇のスロープカーも御利用ください。
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