高良山・桜便り①大学稲荷神社・愛宕神社 満開でした
平成26年03月29日
高良山は桜の名所です。
3月下旬、山内はすっかり桜が咲き、あちこちがピンク色。
参拝や山歩きの折りに、花に見入る人々で賑わっていました。
高良山は、自然と歴史の宝庫。
春のひととき、どうぞ、お越しください。
御手洗橋(みたらいばし)・放生池
ここは、もと谷あいで土橋がかかっていました。
安永年間(1772~80年)、久留米藩が今のように整備して放生池を営み、
享和3年(1803年)に石橋ができました。
古くから、神さまが手を洗われたと伝わり、「御手洗」の名が起こりました。
池の中には厳島(いつくしま)社が祀られています。
鯉が泳ぎ、えさやりを楽しむ人々の姿も見られます。
愛宕(あたご)神社
愛宕神社は京都府愛宕山の神さまで、火伏せ、火難除けの神として広く信仰されています。
特に牛馬の守護神としても篤い信仰を集めています。
寛文11年(1671)、現在地に鎮座されました。
大学稲荷神社
筑前・筑後稲荷十社の筆頭といわれ、明和8年(1771)、京都の伏見から勧請されました。
稲荷神社は、元々穀物の神でしたが、
その後、商売繁昌の神さまとして「御利益著(いちじる)し」と、庶民に親しまれています。