4月 琴平社春季大祭を斎行しました
平成26年04月11日
4月10日(木)、吉見嶽(よしみだけ)に鎮座する琴平社(ことひらしゃ)にて春季大祭を斎行しました。
春のうららかな日ざしが降りそそぐ中、地元の皆様にご参列いただき、無事に祭典を終えることができました。
ご奉仕を賜りました多くの方々に厚く御礼を申し上げます。
琴平社は吉見嶽城の本丸跡にあります。
吉見嶽城は、天文2年(1533年)、八尋式部(やひろしきぶ)が築城したといわれています。
標高約157mの展望のきく場所に位置し、筑前から肥後、肥前から豊後にぬける軍事上の要地とされ、
天正15年(1587年)には、九州征伐の折り、豊臣秀吉が陣を張っています。
吉見嶽は「高良山十景」の桜の名所として知られています。
高良山の第五十代座主(ざす)寂源僧正(じゃくげんそうじょう)が、
天和3年(1683)に選定した「高良山十景」に桜の名勝として歌われました。
桜、新緑、紅葉と、四季折々、名勝の地です。
ぜひ足を運んでください。
琴平社下の展望所 東屋からの眺め
吉見嶽城跡・琴平社への登山道はいくつかあります。
高良山の麓からは、二の鳥居手前の高樹神社(たかきじんじゃ)脇の道から約800メートル。
林道を散策しながら、ゆっくりのぼってください。
三の鳥居・本坂の辺りからも山道を歩いていくことができます。