【宝物館】令和六年度企画展を開催しております
令和6年07月27日
令和六年度企画展
国指定重要文化財「紙本墨書平家物語 覚一本(かくいちぼん)」特別公開
会期/令和六年七月二十七日~八月二十五日の土日祝日
高良大社宝物館にて企画展を開催しております。ご参拝の折にぜひお立ち寄りください。
普段は非公開とする「紙本墨書平家物語 覚一本」。国内で現在確認されている「覚一本」の写本六点の内、高良大社所蔵本は二番目に古く、大変貴重な資料です。拝観者の皆様のご要望にお応えしまして、特別公開致します。
南北朝期の琵琶法師・明石覚一が著した「覚一本」は、多くの教科書で採用されている本です。十二冊の内、今回は次の四冊を展示。各巻に収められた有名な場面をご紹介しております。
・巻第一より 「祇園精舎」(物語の冒頭)
・巻第六より 「平清盛の死」
・巻第九より 「鵯越(ひよどりごえ)の坂落とし」
・巻第十一より 「安徳帝の入水」
室町時代に美しい文字で制作され、江戸時代に筑後国一の宮たる当社へもたらされた、由緒ある国指定重要文化財「紙本墨書平家物語 覚一本」を、この機会にぜひご拝観ください。
※宝物館の展示スケジュールについては、当HPの「高良大社の文化財」をご確認ください。