第48回「高良大社」神籠石・古代ロマン(其ノ二) 出会いウォーク
平成20年5月26日開催
神籠石ができたのは磐井の乱前後といわれていますが、考古学的調査はほとんどなされず、いつ?誰が?何の為に?は謎のまま。学説的には大和勢力を意識した磐井の山城説、朝鮮半島や中国大陸からの侵攻防衛線説などがありますが、高良の神さまが鬼を使役して一夜にして築かせたという伝説も残されています 。
今回の参加者数は132名で神籠石がテーマ。5月ともなり、へこかき直前のこの日、好天に恵まれました。暑くなりそー。
御井寺さんから登りました。虚空蔵さんを目指して山道を上がります。
でも北谷のここから上がると、けっこう斜面がキツイんですよねえ。
神籠石の看板から、石沿いに小川の谷を下って、すぐさま上り。写真の辺りはかつて「水門」があったところと伝えられます。
近世の城郭などの端正な石組みもいいですが、こうした巨石は形もさまざまで古代ロマンをかきたてられますなあ。
それにしても“でかい” 途中崩れてる所も、近くを見るとそれらしい石があったりする。「懐良親王の戦の時か? 大友と竜造寺の戦の時か?」と、いつ崩れたか想像するのも楽しい。
ようやくゴール! きつかった分、皆さん達成感あるご様子。“へこかき”用の幟と吹流しをバックに「ハイ、チーズ!」
高良山ウォーキングくらぶ