高良大社神幸祭(じんこうさい)
高良山写真展・「神幸祭礼」杉山武氏
「神幸祭」とは、高良大社にお祀りしている神さまがお神輿に乗り、高良山上から山麓の朝妻の頓宮(味水御井神社)まで練り歩く儀式です。
中世の記録である『高良記』には神幸式の内容が記され、称徳天皇の神護景雲元年(767)、勅使(天皇が出される使者)をもって始められ、神輿にお供する人数は千名を超える大行列でした。
通常は50年に1度、3日間かけて千人前後の王朝装束を身にまとった大行列が市内を練り歩き、華やかな王朝絵巻が現代によみがえります。
平成4年の「高良大社1600年御神期大祭」は、これを受け継いだものです。
高良山写真展・「たいむすりっぷ」赤司一嘉氏
高良山写真展・「神輿三基」須賀興三郎氏
高良山写真展・「御神期大祭」杉山武氏
平成24年10月、「神幸祭」を執り行いました。
これまで、地域の皆さまから、50年に一度ではなく今の世に合った短い間隔で、というお声をいただいてきました。
そのお心を反映し、平成4年から20年後の平成24年10月14日、皆さまのご協力のもと、御井町・山川町・高良内町の三地区を神輿が巡る「神幸祭」(「御神期大祭」をコンパクトにまとめた形)を行いました。
平成30年10月14日(日)、「神幸祭」を執り行います。
去る平成29年8月23日に第1回高良大社神幸祭実行委員会を開催し、以後、実行委員会を重ねております。今回は、矢取西交差点~御井町バス停までの巡行経路間にて、稚児行列を計画しております。 歴史ある高良大社神幸祭にご奉仕いただけるまたとない機会でございますので、ご希望される方はどうぞお問い合わせください。
◆高良大社神幸祭 平成30年10月14日(日) 9時~17時
行程詳細について → こちらへ
お問い合わせ先 高良大社神幸祭実行委員会 高良大社社務所内 TEL0942(43)4893